家族の認知症記録 ブログ

義母グループホーム入所までの道のり③【介護認定を受けるまでの流れ】

義父、肺炎からの狭心症からの脳梗塞で入院😫

救急車で運んだ時もその場にいたのに、病院にも駆けつけたのに、全てが記憶から抜け落ちてしまっていた認知症の義母ふーちゃん。

認知機能の低下を確信した私達は義父がいない間に「今だ!」とばかり地域包括支援センターに連絡。

一度2年ほど前に地域包括支援センターに連絡し自宅訪問してもらったのに、義父がまだ大丈夫と伝えてしまったため認定を受けるせっかくのチャンスを逃してしまったのです😅

施設に入るとか介護サービスを受けるとか、何にせよ介護認定が必要なのでうまく面談までこぎつけなければ!なければー!✊🏻

介護認定への流れ

①地域包括支援センターの相談員と面談(本人と家族同席)

②主治医との面談(本人と家族)

③認定調査員との面談(本人)

④この1ヶ月後、本人宛に封書で介護認定結果が届く(介護保険証と介護保険負担割合証同封)

……………………………

❶地域包括支援センターの相談員面談

まずは親の様子がおかしいと思ったら迷わず地域包括支援センターに相談!

相談員自宅訪問後、次の介護認定調査面談のステップに行くには本人の同意がなければいけないのですが、恐らく大半の人がプライドと自己認識低下で自分には必要ない!と言い切ってしまう気が😅

ふーちゃんの場合は離職後にグループホームで介護の仕事をしていたので余計なのか、「デイサービスとかも受けられるし」という相談員の言葉に軽く拒絶。

デイサービスとグループホームがごっちゃになっている様子。

ここで家族の出番!😏

「デイサービスはグループホームとは違うよー!いつもやることがないって言ってるし、今すぐ使わなくても今受けておけばいつか役に立つし、やれる時にやっとこーよ」

「えー!めちゃ良いサービスじゃない!私が行きたいわ」

サービスのいいところを探して褒めまくる🙌🏻(ex.おやつも出て運動も出来て楽しいイベントもあって送迎まである!)

「面接うけても受からないのが普通だから受かるとイイねー」

何だかよくわからないけど、わくわくする気持ちを刺激する🙌🏻

など、話を前向きに持っていき、とにかく色々横からニコニコして話をし、何か嫁もしつこいし、もう何だか面倒臭いからなんでもええわって言わせる作戦!

これが大雑把な性格のふーちゃんに効果抜群✌🏻

「もー任せるわ」という言葉で調査員との面談日程にこぎつけることが出来ました😏

相談員との面談は明るい雰囲気で前向きに!が肝だった気がします👏🏻

❷主治医との面談

認定調査面談が決まると市から主治医に連絡が行きます。

ふーちゃんの場合、同じ診療所に通っていて認知症のない叔母(義父の妹)に診療所から入電。

最近のふーちゃんの様子などを聞くために本人との面談に同席出来るか聞かれたと、叔母から私に連絡あり。(叔母と普段から連絡を取り合っていたことがここでも役に立ちました👍🏻)

正直、叔母は普段の様子までは全て把握しきれていないので、嫁の私が代わりに行くと伝えましたが、病院も一応叔母ではなく家族に連絡して欲しいところ。

これは病院によって対応が違う気もします。

介護認定を出してもらうには介護認定調査員だけではなく主治医からの言葉も本当に大事👨🏻‍⚕️

ふーちゃんを診療所に連れて行く理由に迷いましたが、「介護保険額の件で何か一緒に行かないといけないらしい」とか何とか適当に伝え同行成功!

実は約束の時間を忘れてふーちゃん出かけてしまっており😅

近くの診療所だったので嫁の私だけで来院し、予約変更しようとしたら、事前に話を聞いてくれることになり。

この時にどれだけ困っていることがあるか、本人がいないので細かく伝えることが出来て、結果的に良かったかなと。

翌日、ふーちゃんに同行して再度来院し、前日に伝えたことは内緒にしてもらい本人の聞き取り無事終了。

❸認定調査員面談は連携プレイで!

認定調査員との面談は自宅で行われましたが、基本は本人とマンツーマン。

隣の部屋で夫、私、義妹が待機して内容を聞いておりました。

調査員「今の季節はわかりますか?」

義母「ん?ちせつ?え?何?」

😨季節という言葉と意味を忘れている!?

「今は文字を書いたりしなくなったからねー」とよくわからないことを言って誤魔化す義母。

調査員「では今は何月かわかりますか?」

義母「そうねー、正月過ぎたあたりの1月かしら」

😱5月ですけどー!と家族はびっくり。

普段しっかり話すのでまさかここまで進んでいたとは…となりました💦

朝顔を洗っているか、歯を磨いているか、お風呂に入っているか、など細かく優しく質問してくれましたが、全て事実とは異なる受け応えをする義母😱

本人は嘘をついているつもりはなくて、本当に忘れるし上手に取り繕うのです。

調査員の方はプロなので、ある程度見抜いてくれますが、やはり家族からの声が一番伝わります。

面談終了後にミッションスタート!

義妹にふーちゃんの相手をしてもらっている間に、外で夫と2人、面談の間違った受け応えを正し、出来ていないこと、困っていることを全て伝え終了。

本人気づかない失禁、早朝からの自転車での徘徊、お風呂に入っていない、料理も全く出来なくなっている、とにかく家族への電話の回数が半端ない!など。

ちょっと盛って言い過ぎたくらい笑

調査員の方もあまりの面談内容との違いにびっくりされていましたが、これが後々認定に繋がりました🙆‍♀️

❹介護認定結果到着時に気をつけたこと

認定の結果が出るまで約1ヶ月かかります。

認知症の診断と面談内容から要介護が出ると仮定して、暫定措置でデイサービスを受けられたら?と調査員の方からアドバイスを受け、施設のリストをもらうわけですが、沢山ありすぎてどこにかけていいやら😰

この暫定措置、結果を待つまでの間のことはまた追々!

とにかく1ヶ月は長く、いつ封書が届くかがわからない。

本人は認知症なわけですから届いたものを失くす可能性も大!💦

この対処法として、いつも自宅に会いに行ってくれる叔母、ご近所のお友達のおばさんに郵便物を気にかけてチェックしてもらうように依頼。

失くされる前にGETするべく、1ヶ月後周辺で私達も出来るだけ気にかけて実家に行くように🚘

結果、叔母が封書をふーちゃんが開けて見ているところに遭遇。

字も小さいし、何かよーわからんと言っていたのを良いことに「見なくていい」と促して封書をわかりやすいところに置いてくれておりました。

本当にありがたい!

結果はなんと【要介護3】

思った以上の認定にみんなびっくり😲

自転車も乗り回して身体も元気ですが、認知症というのはやはり認定の決め手に大きく関わってくるようです。

介護度で何が違うか詳しくはこちら💁‍♀️

とにかく家族としては介護認定が出て安堵感

つづく

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