家族の認知症記録 ブログ

義母グループホーム入所までの道のり①【きっかけは急にやってきた!】

義母ふーちゃんがアルツハイマー認知症と診断されてもうすぐ7年。

今御年74歳。

以前ブログでも書きましたが、ふーちゃんを基準に簡単に家族構成を。

 

これを書いている私は長男の嫁になりますが、嫁いで12年。

ふーちゃんとの付き合いは結婚する前からなのでかれこれ15年ほど。

祖母の死をきっかけにふーちゃんの認知症に気づき、認知症診断をきっかけに生活拠点を東京から田舎に移した私達は子なし自営業。

次男は9歳下、その嫁さん義妹はそのまた10歳下で私とは娘ぐらいの歳の差のチャキチャキしっかり女子。

孫は2歳になったばかりのやんちゃ坊主に成長し、親族は皆車で行き来できる場所に住み、基本仲良しですが、ふーちゃんとの同居は長男次男家族共に一度は経験し、皆断念😅

というわけで同居は義父のみ。

両親2人暮らしになって2年。

ついに事態急変する出来事が!😱

同居する義父の異変

認知症というのは環境の変化に弱く、不安な気持ちが症状を悪化させるということをこれまでの経験や周りからのアドバイス、本なりで知ってはいました

ここ1年で料理は出来なくなり、身なりもあまり気にしなくなり、お金の管理も更に大変になっていましたが、電動自転車を乗り回し何とか義父との生活が成り立っていたので周りは特に認知症の進行には気づかず。

そんな2022年5月2日のこと。

夜ご飯時、義妹から実家用に預かった鰻を持って両親を訪ねると1階のリビングにおりてきた義父の声が聞いたことのないガラガラ声に。

事情を聞くと、雨の中ゴルフをしたのが原因とのこと😮‍💨

御年81歳になろうとする人。

いつまでも若いと過信しすぎた行動に呆れてしまいつつ、コロナ禍でもあるので熱はないことを確認し、鰻を食卓に準備してお大事にと家を出る。

義母が数日前に作ったであろうよく分からない料理をサランラップに包んでそっと捨てる義父の姿が目に焼きつく中、3回目のワクチンを打ちに。

 

【2022年5月3日】

ワクチンの副反応で朝から発熱。

横になっていた私の携帯に義母ふーちゃんから着信。

ふーちゃん「お父さんを抱えて腰がいたいわ〜」

わたし「抱える?どういうこと?今お父さんは?」

ふーちゃん「2階で横になってる」

わたし「大丈夫なの?熱は?」

ふーちゃん「熱はないよ。触ればわかる!お父さん食欲がなくて朝パンも食べてないんよ」

(触ればわかるて、認知症で体温感覚おかしいんだから体温計で測んなさいよ🤒)と言ってしまいたい感覚を抑え、体温計の有無を確認するとどこにあるかわからないと…😮‍💨

わたし「ちょっとワクチンの副反応で熱があるから行けないけど、大丈夫かな」

ふーちゃん「お父さんお寿司が好きだからお寿司買ってこようか」

病人にナマモノ!?その時点で判断能力がやばい💦

「お粥とかがいいよ」と伝え、段々熱が上がり39度の熱で朦朧としながら2時間後電話で状況確認。

息してるか確認すると「いい子でねんねしてる」というふーちゃん。

気になって「さっきのお父さんを抱えてって何があったのかもう一回教えて」と言うと

「?なんのこと?」

😱😱😱😱もう忘れてる!

とりあえず今は横になって寝ているとのこと。

こまめに電話して状況を確認しながら、翌日夫に昼行ってもらうことに。

この出来事が状況を一気に変化させ、ふーちゃんのグループホーム入所に繋がるとは💦

つづく

-家族の認知症記録, ブログ

© 2024 アヤカスタイル